大学の情報化 T09 6月6日 (木) 16:00〜18:00
大学の情報化を支える各種の方策
講演内容:
大学におけるソフトウェア資産管理の課題−苦労の要因を探る

コンピュータ管理部門にとって、コンプライアンス遵守のための各種施策の重要性がますます高まっている。法人組織においては、管理部門からエンドユーザーにいたるまで、すべての構成員が、コンピュータのハードウェア、ソフトウェアを、適正に利活用することが求められている。
こうした適正な利用は、当然大学などの高等教育機関においても、同じように求められているが、実運用に際しては、一般の企業体とは異なる事情により、効率的な資産管理がしにくい実情がある。
大学における管理部門を悩ませる、こうした特殊な課題点について整理し、その解決策を検討する。

慶應義塾 インフォメーションテクノロジーセンター本部 課長
金子 康樹 氏


明治大学にみるユビキタス教育の取り組み

明治大学のユビキタス教育の推進は、情報関係組織ではなく、教育支援関係の組織が担っています。
ICTを活用した「教育方法」に重点を置いていることからですが、このことによるメリットなどに触れつつ、具体的に、現在、どのような組織体制でどのような取り組みを行っているかについてご紹介します。業務委託も積極的に行っていますので、その点も含めて、大学の情報化における組織の役割について考える手助けになればと思います。

明治大学 教育支援部 ユビキタス教育推進事務室
宮原 俊之 氏


ソフトウェアの導入利用と適正管理を支援する「ライセンス・スイートプラン」

コスト削減と管理の適正化を狙い、マイクロソフト社の包括契約などのボリュームライセンスを導入する大学が増えています。例えば、「どのライセンス形態を選ぶべきか悩んでいる」、「導入したライセンスを学内で利用する時、セキュリティとコンプライアンスを保ちながら効率的に配布するにはどうしたら良いか」、「ソフトウェア資産管理を始めるにあたって何から手をつけるべきか」、「現状の自学の管理状況はどのレベルにあるのか把握したい」、などの具体的な課題に対する解決策として、内田洋行が提唱する「ライセンス・スイートプラン」を、導入事例を交えてご紹介いたします。

(株)内田洋行