■
大学の情報化
|
T06
|
6月6日
(木)
16:00〜18:00
|
|
ICTを通じた大学の様々な取り組み
|
講演内容:
東京学芸大学 ICT×教員養成 プロジェクト
東京学芸大学では、教員養成機能の充実プロジェクト(通称ICT×教員養成プロジェクト)として,ICTを活用した教員養成機能の高度化と,教育の情報化に対応した教員の養成に取り組んでいます.前者の取組みでは,附属学校の授業風景を大学からリアルタイムで閲覧できると共に、収録・編集した映像をオンデマンドでの閲覧も可能なシステムを開発・導入し、実習前の指導や授業研究を行う授業で活用して、その効率や効果の向上を図っています.後者の取組みでは,教育実習(学芸大では3年次に附属学校で行う基礎実習と4年時に地域協力校で行う応用実習の2回があります)でICT活用を経験・実践する試みを開始しました.今後,基礎的な知識,技術を習得するための講義や実習に向けた指導を充実させた教育プログラムの開発に着手する予定です.本セミナーではこれらICTと教員養成が絡んだ取組みについて紹介いたします.
東京学芸大学 教育実践研究支援センター 准教授 加藤 直樹 氏
PF-NOTEは授業の何をどのように変えるのか
これまで約9年間にわたるPF-NOTEの開発、および授業での使用の経験から学んだことを話します。PF-NOTEは特に大人数授業、又は少人数の実習授業に役立てることができます。PF-NOTEのそれらの授業への導入メリットのうち、今回は特に以下の2点に焦点を当てます。それは、1.教員が学生を意識することによる「授業改善」 2.学生のパフォーマンスの記録と評価に基づく「学習/教育成果の可視化」です。全てのICT機器は、授業内での効果的な使い方と非効果的な使い方がありますが、PF-NOTEを使用した授業での成功事例と失敗事例を紹介し、そこから見えてきたPF-NOTEをより効果的に使う方法の原則を話します。
東北大学大学院 教育情報学研究部 准教授 中島 平 氏
授業を彩る様々なICTの活用
東京学芸大学様や東北大学様で利用頂いているPF-NOTEは、昨今注目されている「学生の主体的な学び」や「アクティブラーニング」等のニーズに対応し、教育系大学をはじめ就活や医療分野など様々なシーンで活用いただいております。 本セミナーでは、それらの事例をご紹介させていただくとともに、アクティブラーニングや私学活性化予算等と絡め、それ以外のICT機器やソリューションも含め、大学の授業や実習でどのように活用され効果を挙げられているか、各種の事例を通じてご説明いたします。
(株)内田洋行
|
|
|
|