医療 T05 6月6日 (木) 13:00〜15:00
看護、医療分野における
様々な取り組み
講演内容:
看護基礎教育におけるシミュレーション教育の活用

看護基礎教育においては、看護の専門的知識と確かな技術を備えた専門職業人の育成が求められている。中でも、知識と技術を実際の看護現象にどう統合して適切な実践を行うかということを教授することが、学生が看護実践能力を習得する上で極めて重要である。シミュレーション教育は、学生自身が状況をアセスメントし、適切な看護ケアを判断して確実に実行できる能力を身につけるために有用な教授方法である。近年、入院患者の重症化や治療技術の高度化に伴い、学生には実習前に様々な状況に対応できる実践能力の習得がより求められるようになった。ここでは、教室と臨床現場を繋ぐ教授方法としてのシミュレーション教育の意義について述べる。

東京医科大学 副学長 看護学科長
岡谷 恵子 氏


日本医科大学の情報教育環境整備の取り組み

日本医科大学情報科学センターは、医学生の情報教育、情報教育環境の整備・管理、本学のインターネット接続インフラの管理、また全学にかかわる情報システムの運用をしています。教育だけでなく、情報システムとインフラの管理・整備に携わっており、学内のICTを取り巻く様々な問題に直面します。本学の現在の環境に至るまでの変遷と、情報教育環境の現状と今後について、本学のご紹介を交えながらお話します。

日本医科大学 情報科学センター 助教
早坂 明哲 氏