大学の情報化 O07 6月21日 (金) 9:45〜11:45
大学の情報化に関する様々な取り組み
講演内容:
帝塚山大学の情報環境整備とシンクライアントシステム
学内ネットワーク及び各パソコン教室に設置された約1200台のパソコンから構成される帝塚山大学教育研究ネットワークシステム(TUNE)。
 IT環境の陳腐化のスピードは速く、しかしながら学生には可能な限り最新のIT教育環境に触れさせたいという点から、本学では約4〜5年毎にTUNEの入れ替えを行ってきました。
 今回はTUNEのパソコンをネットブート型シンクライアントシステムに切り替える事で、パソコン起動速度の大幅な改善及びシステム管理運用負荷の軽減を実現しました。また、同時にその他の学内情報システムの整備も行い、2013年4月より新環境を提供しています。
 今回の情報環境の整備に関しては、単にシステムの入れ替えを行うだけではなく、大幅なコストダウンも実現する必要がありましたが、これらの経緯を現場統括の立場からご説明致します。

帝塚山大学 情報教育研究センター 課長
屋山 俊幸 氏


大学の情報化〜より利用価値の高い情報システムを導入するための発注者の役割について〜

 より利用価値の高い、あるいはより品質の高い情報システムを手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。信頼のできる納入者に任せておけばそれだけでうまくいくのでしょうか。寸法や形状、材質等で表現ができない情報システム構築だからこそ「こんな筈ではなかった」となる前に準備をしておくべきことが数多くあります。私共も発展途上ながら、事務分野での情報システム導入を通じて得た反省事例等も交えて、企画、要件定義、設計、製造、移行、検証、本番切替といった情報システムの開発工程に沿って、これまでの本学(学内事務局)の取り組みについて紹介をしたいと思います。

立命館大学 情報システム部 情報システム課 課長
岡 潤也 氏


教務システムの運用とFD効果について
スマフォ、携帯電話を活用した授業アンケート、授業の振返りなどICTを活用したFDを8年間運用した成果とFD効果を引き出す技術についてご説明いただきます。

大阪成蹊大学 マネジメント学部 教授
福永 栄一 氏