大学の情報化 O07 6月22日 (金) 13:00〜15:00
大学・教育機関におけるIT資産とソフトウェア管理への取り組み
講演内容:
信州大学のソフトウェア資産管理への取り組み
信州大学では、全学でのソフトウェア資産管理に取り組まれるに際し、全ての先生が利用者であり管理者であるという基本指針に基づき明確な規定を策定。自己責任を自覚できることを狙いとして、各先生専用の管理台帳を整備しました。
先生ご自身が、利用しているソフトウェアとライセンスの管理証明をするという手続きを、いかに簡単に分かりやすく実現できるかという点に注力し運用されています。
また、全学ポータルからシングルサインオンで各先生専用の台帳システムへの連携の実現や、システム管理負担の軽減を狙いとしたASP(SaaS)型での運用、大学の物品管理に対応しライセンス購入情報を会計システムから台帳システムへ連携し登録されるなどの、様々な参考になる取り組みをお話いただきます。

信州大学 総合情報センター センター長・教授
不破 泰 氏

京都大学におけるコンプライアンス推進〜ソフトウェア資産管理の実践事例〜
京都大学では、コンプライアンス推進の一環として、ソフトウェア資産管理への取り組みを積極的に行われています。全学で30,000台弱におよぶPCとソフトウェアの管理のため、推進組織と体制を整え、学内に周知し、IT資産管理の支援ツールを導入して、その実現に向けて取り組まれています。教育・研究者を対象とする際の難しさや工夫、苦労話をはじめ、ソフトウェア管理の具体的内容など、これから取り組みを始める大学様に参考になる内容をお話いただきます。

京都大学 情報部 情報基盤課 情報セキュリティ対策室 ソフトウェアライセンス管理担当
寺嶋 広次 氏
田村 喜英 氏

全ての大学が実践を求められています!ソフトウェア資産管理
学内で利用される膨大なPCとライセンスの管理、適正利用とコスト削減対策など、ソフトウェア資産管理は多くの大学にとって重要な課題となっています。頭を悩ませるこれらリスクへの解決策の一つとして、多くの国公私立大学様や教育機関様でご利用されている実績ある管理ツールをご紹介いたします。

(株)内田洋行