■
医療系
|
O08
|
6月22日
(金)
13:00〜15:00
|
|
医療とICT
|
講演内容:
理学療法学教育におけるシミュレーションの教育的意義と可能性 現在、医学・歯学・薬学教育では、臨床実習に入る前の学生の総括的な学習評価として、OSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)が広く実施されている。OSCEは、臨床場面に近い状況を設定して、学生の基本的臨床能力(医療従事者としてふさわしい態度・臨床技能・安全管理能力など)を評価しようとするものであり、一種の「真正の評価(authentic assessment)」である。藍野大学医療保健学部理学療法学科では、2007年度に理学療法学版OSCEを作成し、OSCE実施後にリフレクションを実施する「理学療法学版OSCE-R」を開発した。今回はこのOSCE-Rの紹介と、学内におけるシミュレーションの教育的意義と可能性について報告する。
藍野大学 医療保健学部 理学療法学科 准教授 平山 朋子 氏
フィジカルアセスメント研修におけるPF−NOTEの活用 文部科学省「看護師の人材養成システムの確立」で選定された本学の「EBN志向の次世代看護職教育システム開発」とは、「EBN志向」=「フィジカルアセスメントが自信を持ってできる」、そして「育てる力」を身につけた「次世代看護職」を育成するプログラムを開発することである。当院は高度先進医療を提供する施設であり、本プロジェクトでは、就職後3年間でフィジカルアセスメント能力を強化するプログラム開発に力を入れている。フィジカルアセスメント集合研修では、シミュレーション形式の演習を行い、演習後の振り返りにPF−NOTEを活用し、知識の整理を行なったので使用の実際について述べる。
岡山大学病院 看護部 副看護部長 國平 茂子 氏
岡山大学病院 看護部 看護師 本間 雅子 氏
|
|
|
|