図書館 T28 6月8日 (金) 16:00〜18:00
学校図書館をキーにした教育活動の充実
〜読書活動の推進、言語活動の充実、学力向上へ〜
講演内容:
【コーディネータ】
昭和女子大学 大学院生活機構研究科・人間社会学部 教授
大串 夏身 氏

横浜市教育委員会 東部学校教育事務所 主任指導主事
堀部 尚久 氏

東京都江戸川区「読書科」の新設と取り組み
読書は、子どもたちがことばを学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものとし、人生をよりよく生きる力を身につけていく上で欠くことのできないものであると言われています。
東京都江戸川区では「本好きな子ども、本で学ぶ子ども」を育てていくために、平成24年度より「読書科」を設置しました。そして、平成21年度より、学校・家庭・地域が一体となり、区を挙げての読書活動の機運を高めています。「読書大好き日本一」を目指して動きはじめている江戸川区の取り組み、そして、学校の様子をご紹介いたします。

江戸川区立小松川小学校 校長
(元・江戸川区教育委員会 副参事)
清澤 好美 氏

「生きる力」を育成する学校図書館づくり〜荒川区学校図書館支援室の取組〜
荒川区教育委員会では言語活動の充実や学習習慣の確立などに重点を置き、学習環境の整備に当たっている。学校図書館に関しては蔵書の充実とともに学校司書を常駐配置、学校図書館支援室を設置した。支援室では司書活動の向上を目指し、年間23回の学校司書研修会を企画・運営している。また、図書館を活用する授業の展開、読書活動推進の方策など、図書館に関連する様々な問題を解決する支援を行っている。「あらかわモデルプラン」、「図書館活用マナブック」、「本との出会い」の作成と、その活用を図る「提案授業」も展開している。区内の学校では図書館への意識が高まると同時に、図書館に関連する様々な活動や授業が活発に展開されている。

荒川区教育委員会 指導主事
八尋 崇 氏

荒川区教育委員会 学校図書館支援室 室長
佐藤 博志 氏