大学の情報化 O13 6月22日 (金) 16:00〜18:00
大学の情報化に関する様々な取り組み
講演内容:
甲南CUBEが目指すスマート・キャンパス
甲南CUBEも開設4年目になりました。これまでの経験、実績を踏まえ、CUBEの次のシステムはどうあるべきか、アイデアなど、CUBEが次に目指す「スマートキャンパス」の姿についてお話します。

甲南大学 マネジメント創造学部 教授
井上 明 氏

モバイル端末で実現する学生個人によるポートフォリオ評価とFD
 モバイル端末を活用したパーソナルポートフォリオ評価への取組を紹介する。毎回の授業で1分間学生のポートフォリオを学生自身で振返らせる取り組みである。1日平均3回、年間30コマ、4年間振返らせる取り組みである。
 大阪成蹊大学では、2008年度からケータイによる出欠確認を行ており、学生は一日3回ほど出席登録のためにケータイを操作する。一回の操作で1分ほどケータイを操作する。この1分を利用したポートフォリオ機能を紹介したうえで、大阪成蹊大学のFD活動と成果をどのようにポートフォリオ評価に結び付けるかを紹介する。

大阪成蹊大学 マネジメント学部 マネジメント学科 教授
福永 栄一 氏

学生ポータルを中心とした教育/学習支援システムの活用
本学では,教学基幹システム/学生支援ポータルとして,日本システム技術株式会社のGAKUEN/UNIVERSAL PASSPORTを利用しています.過去選定を受けた現代GP(学生個人を大切にしたキャリア教育の推進),学生支援GP(学生個人を大切にした総合的支援の推進)でもこれらを取組の中核として活用しました.本セッションでは,これらのシステムの概要と実際の授業等での利用についてご紹介します。
 また,e-learningの取組(VOD授業受講のみで単位修得できる科目の提供,他大学との連携授業),クリッカーや携帯電話を利用したインタラクティブ性を意識した大人数講義など,本学教育でのICT利用の事例を報告させていただきます。

京都光華女子大学 情報教育センター 准教授
EM・IR部
阿部 一晴 氏