■
サイエンス
|
O28
|
6月23日
(土)
13:00〜15:00
|
|
新しい理科教育の考え方と独自の授業実践事例(中学校)
|
講演内容:
新しい中学校/高校理科教育の考え方 生徒が意欲に満ち、学び、考え、国際的にも通用する理科の力を身につけるにはどのように考えれば良いのか。新学習指導要領のポイント、狙いを実践事例を交えながら解説します。
国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部 教育課程調査官 (併任)文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 清原 洋一 氏
理科学習の有用感を促進する教材例〜エネルギーおよび生命領域における実践事例〜 エネルギー領域では,身近な実験器具を用いて再現した熱機関を紹介し,授業での活用事例とそれによる生徒の変容について報告します。再現した熱機関は17世紀末のイギリスでトマス・セーヴァリによって開発された揚水機で,大気圧と蒸気圧の作用で作動するものです。構造が簡単で作動原理がわかりやすく,熱機関の基本原理やエネルギー変換について総合的に学習することができます。また,生命領域では,本校で長年にわたって実施している「磯観察」の実践について報告します。磯観察は,主として無脊椎動物の観察に適しており,学習者の生物観察における原体験的位置づけであると同時に,生態調査の手法を学ぶ場としても意味のあるものになっています。
大阪教育大学附属天王寺中学校 廣瀬 明浩 氏
|
|
|
|