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教育の情報化
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T21
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6月8日
(金)
13:00〜14:30
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【基調講演】
教育クラウド、デジタル教科書がひらく学びの未来
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講演内容:
教育の情報化が本格的な動きをみせている。政府は2020年に一人一台の情報端末とデジタル教科書が使える環境を実現することを目標に据え、全国の学校での実証研究も行っている。民間としても、2010年7月に発足した教育のデジタル化を推進する民間母体「デジタル教科書教材協議会」(DiTT)が活動を進めている。教育の情報化への期待は高い。世界中とつながる。映像・音声も駆使して知識を得て、考え、創作し、表現できる。論理力や思考力を養う。詰め込み・暗記型の教育から、思考や創造、表現を重視する学習へと教育の中味にも変化をもたらす。 しかし、日本は動きが遅かった。アメリカ、イギリス、韓国、シンガポール等の後塵を拝している。動きを早めなければならない。学校現場は対応できるのか等の課題も多い。 このため、DiTTは政府目標を5年前倒しし、2015年に全ての子どもがデジタル教科書を使える環境を実現することを目標とし、産学連携での実証研究を進めるとともに、デジタル教科書を正規教科書とする制度改正やそのための予算確保等について政策提言し、政府はじめ関係者と協議している。
慶應義塾大学 大学院 メディアデザイン研究科 教授 中村 伊知哉 氏
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