大学連携 T02 6月7日 (木) 10:00〜12:00
大学連携による大学改革における
効果・意味:FD/SD、そして持続性へ
講演内容:
大学連携による大学改革における効果・意味:FD/SD、そして持続性へ
大学コンソ団体50程度、大学連携事業92件【⇒GPポータル上で「大学連携」を検索】、等、様々な大学連携が行われています。共通の教育プログラム、FD/SD、地域連携、産学連携インターンシップ、等を連携して、実施しています。
具体的にはどのような連携による取り組みでどのような成果が出るか、延いてはどのように持続しているか、について、大学連携でうまくいっている2つのコンソーシアムの取り組みについて紹介頂きます。
大学間連携教育事業や京都市との連携事業などを多彩に実践してきた「大学コンソーシアム京都」、FD/SDのプログラムを持続的に実践している「四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)」に講演を御願いしました。
そして、今、まさに公募されている「大学連携共同教育推進事業」に向けて、皆さんの大学での資源がどのように広げられるか、考えるきっかけになればと思います。

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授
伊藤 健二 氏

「大学のまち京都」における大学地域連携モデルの創造と発展
「公益財団法人大学コンソーシアム京都」という組織の成り立ちとその事業内容を紹介するとともに、当財団事業における課題を紹介する。そのことを通じて、当財団が大学改革に与えた影響、将来にわたって大学コンソーシアムが必要とされる理由、持続可能な大学連携および大学と行政との連携の在り方を考えてみたい。報告の概要は以下の予定である。
1)大学コンソーシアム京都の歴史、
2)コンソを支える人材・財政・活動拠点
3)コンソの主事業
4)全国大学コンソーシアム協議会
5)現状の問題点と今後の課題

公益財団法人 大学コンソーシアム京都 事務局長
徳永 寿老 氏

大学連携により実現する持続的なFD/SD
四国地区の全高等教育機関が加盟している「四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)」が行っているFD・SDのプログラム開発・実施・評価等の取組やネットワーク運営の手法等を紹介し、「体系的・段階的・持続的な人材開発プログラム」の必要性やその効果等について参加者の皆さまとともに考える場にしたい。

国立大学法人 愛媛大学 教授 教育企画室 副室長
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD)担当教員
秦 敬治 氏