アクティブラーニング O12 6月15日 (水) 16:00〜18:00
これからの学びの可能性とアクティブラーニング
講演内容:
これからの学びの可能性とアクティブラーニング
いま大学教育では、知識基盤社会の到来のもと、将来にわたって力強く学び社会でさまざまな人たちと関わって生きていくためのスキルを身につけていくためのアクティブラーニングが求められています。当日は、アクティブラーニングとはそもそもどのような学習を指すのか、授業システムや授業デザインにおける課題は何なのか、評価をどのようにおこなえばいいのか、具体的事例を交えながら幅広くご説明いただきます。

京都大学 高等教育研究開発推進センター 准教授
溝上 慎一 氏

甲南大学 マネジメント創造学部 教授
井上 明 氏

Design-Inspired Learning:新しい学びのためのデザイン論
「学び」に関する議論や言説(ディスコース)のなかで、「デザイン」という概念は多様に拡がっています。しかし、多様な拡がりを見せるあまり、「学び」の文脈のなかで「デザイン」に関するディスコースはまだよく整理されていません。
ここでは、私が手がけてきた、PBL・学生主体型授業に関する「コンセプトデザイン」、アクティブラーニングスタジオやラーニングコモンズなどの「ラーニングスペースデザイン」、ICTを用いた学習支援システムの開発・評価に関する「システムデザイン」などの事例紹介を通して、これからの「学び」を考えるうえで有用と思われる「デザイン概念(デザイン・ディスコース)」を整理・検討したいと思います。

立命館大学 経営学部 准教授
八重樫 文 氏