サイエンス O26 6月16日 (木) 13:00〜15:00
体感・体験で理解を深める理科授業
講演内容:
サイエンス・コミュニケーションが開く「未来への大きな夢」
いろいろな新エネルギーの実験や,サイエンスショーの事例を紹介します。子供たちに,新エネルギーの実験としては,太陽電池,風力発電,燃料電池,自転車発電,省エネ電球の実験を,サイエンスショーとしては温暖化星人から地球をまもる宇宙船にっぽん号のたたかいや,環境保護ソングの事例などを,紹介したいと思います。

博士(エネルギー科学)
東京理科大学 理学部物理学科・科学教育研究科 教授
川村 康文 氏

ニワトリを用いた「体のつくり」を体感できる授業の実演
理科の授業の醍醐味の一つは、実物の教材を目の当たりにして観察・実験をできることであり、それはより大きな教育効果へとつながりやすい。人の体のつくりと運動・働き(小4・小6)、動物の体のつくりと働き(中学)などにおける教材として、比較的入手しやすくかつ安全性も高い食用のニワトリを提案したい。ホ乳類に近いため、人の体のつくりをより実感しやすく学べるとともに、食育との関連や命の尊さなども伝えやすい。本講演では、実際にニワトリを解体(解剖)しながら、小・中学校での授業は元より、社会教育現場等でも活用できるような理科授業案を提案したい。

開成中学校・高等学校、巣鴨中学校・高等学校 講師
和田 重雄 氏