教育の情報化 T01 6月2日 (木) 10:00〜12:00
教育の情報化
〜自治体における取り組み事例〜
講演内容:
新宿区がめざす学校の情報化
−使いやすく管理しやすい情報化への取組み−

新宿区では平成21年度から3か年計画で約27億円の予算で大規模な学校の情報化を進めている。
区独自に考案した「新宿版ICT化教室モデル」などに象徴されるように徹底した学校目線から「苦手な教員でも使いたくなるようなICT環境づくり」を行っている。
ほぼ毎日ICTを活用した授業を行う教員が小学校では約9割に達するなど、整備からわずか1年余りにもかかわらず、その成果は目覚ましいものがある。
その他、校務用ネットワークにおける教員向けSNSやコンテンツ管理サイトの取組みや学校そのものを情報化社会と位置付けて構築した教育用ネットワークの構想など区の学校情報化のコンセプトと実践について発表する。

新宿区教育委員会事務局 教育指導課長
工藤 勇一 氏

世田谷区の教育情報化について
(行政系職員が教育系職員を後押しするために)

地方自治体(市区町村)である世田谷区において小・中学校を含む教育委員会の「教育の情報化」を推進している内容をご説明し参考にしていただきたい。
世田谷区は各種の計画に基づき教育の情報化を推進している。
従来の『情報教育』から『教育の情報化』に大きく舵を切って推進している。
今回ご説明する内容的は、次の3点を重点に説明します。
・教育の情報化を推進するために
(計画・予算・組織について)
・授業活用ICT利用の推進
(教員が、いつでも・誰でも利用できるICT)
・校務情報化の推進
(情報の共有化から校務の効率化)

世田谷区教育委員会事務局 教育総務課 教育情報化担当 係長
齋藤 稔 氏