大学のあり方 F14 9月24日 (金) 13:00〜15:00
立命館アジア太平洋大学
(APU)10年の歩み
【特別講演】
慶應義塾大学
湘南藤沢キャンパス(SFC)20年の歩み
講演内容:
立命館アジア太平洋大学(APU)10年の歩み
開学準備段階を含めAPU(立命館アジア太平洋大学)歴13年目を迎える教員の立場から、「いかにしてAPUを超えるのか」というテーマに迫りたい。このテーマは日本の高等教育が乗り越えなければならない課題ともいえるからである。
多くの予想に反して、APUが10年間存在しつづけることができた。それは、様々な「危機」と真正面から向き合い、それらを一つ一つ乗り越えてきたからに他ならない。とはいえ、この大学を維持していくのは決して容易ではない。しかもアジア太平洋地域の有力大学との差は拡大する一方である。
そこで、APUは何を乗り越え、何をこれから乗り越えていかなければならないかを述べながら、日本の高等教育が乗り越えていくべき課題を考えていきたい。

立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 教授
牧田 正裕 氏

【特別講演】

KEIO-SFC20年の歩みとこれからの挑戦

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(KEIO-SFC)は、新しい時代の多様で複合的な問題群に対し、自分の頭で考え、問題を発見し、自ら問題を解決し、新しい未来を先導できる人たちを創り出すというビジョンのもと、1990年4月に開設され、2010年に20周年を迎えた。
この間、IT革命やグローバル化といった社会の変革とともに、大学の使命、教育・研究、運営の仕組み、入学試験なども大きな変革を遂げた。本講演では、SFCのこれまでの20年を振り返るとともに、これからどのような課題に挑戦していくかについて展望する。

慶應義塾大学 環境情報学部 教授
徳田 英幸 氏