特別支援教育 T30 9月23日 (木) 16:00〜18:00
特別支援教育におけるICT 活用
〜テクノロジーが引き出すコミュニケーション〜
講演内容:
身の回りにあるテクノロジー(アルテク)を活用した特別支援教育
福祉機器は特殊で高価なものと考えられてきたが、携帯電話やデジタルカメラなど身近にあるテクノロジーを活用して比較的容易に障害機能を補償できるようになってきた。ここではいくつかの事例を交え、その効果と問題点を整理すると同時に、これからの特別支援教育を考えてみる。

【司会】
東京大学先端科学技術研究センター 教授
中邑 賢龍 氏

支援機器を使って困っていることを解決する
支援機器は、障がいのある人の困っていることを解決し、豊かな生活を産み出す可能性をもっている。具体的な事例を通して、その効果と、限界、課題などを明らかにしていきたいと思う。

香川大学教育学部 准教授
坂井 聡 氏

肢体不自由,重複障がいのある子どもへのコミュニケーション支援
肢体不自由がある子どもたちにとってコンピュータをはじめとした情報機器の活用はとても効果があります。特にこれらを活用した支援技術は彼らの生活やコミュニケーションを豊かにしてくれます。
そのための子どもたちと接する視点としての『「わかる」「できる」みんなで「楽しめる」』をどのように実現するか,具体的な事例を紹介しながらお話しをします。

国立特別支援教育総合研究所 教育研修情報部 総括研究員
金森 克浩 氏