英語教育 T18 6月5日 (金) 10:00〜12:00
外国語学習の将来へ 「国際社会に連動する英語活用」
〜やる気、実感を育てる授業の工夫〜
講演内容:
日本福祉大学 国際福祉開発学部 教授・学部長補佐
影戸 誠 氏

国際交流学習・留学により、どのような英語力が習得できるか?
日本の英語学習環境では、たとえ教室内で高得点を取得しても、日常的に英語を使う機会が少ないため、英語力を維持し、自力で発展させることは困難な状況である。
そこで教室で習得した英語を、実際に国際的な場面で使うことで、国際社会に連動する英語活用の可能性について考察する。
具体的には、(1)「英語力の要素」:学習適性、動機づけ、コミュニケーション力、語用論的能力、(2)「効率的英語習得法」:言語習得・自律学習・認知科学からのアプローチ、及びこれらを用いた現実世界での意見交換・意志決定・問題解決タスクの実践の場である(3)「国際交流学習」、さらにトータルイマージョンとしての(4)「留学」における英語力習得の検証法について考察する。

関西大学 外国語学部 教授
吉田 信介 氏