特別支援教育 O22 6月18日 (水) 10:00〜12:00
特別支援教育の新たな取り組み
講演内容:
特別支援教育でのICT活用 〜学習活動や日常生活を豊かに、効果的に行うために〜
近年、ICT機器が様々な分野で活用されているが、障害のある子どもたちが学習を行う上で、必ずしも有効的な活用がされているとはいえない。障害により学習上での実施が困難なことや理解しにくいことなどを、ICT機器等を活用して解消又は軽減するなどの方法により学習支援することも可能であるが、その様な機器の活用を知らない方が多い。そこで、それらの情報支援機器を含めたICT等の活用について述べることにする。

文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 特別支援教育調査官
丹羽 登 氏


専門性の高い特別支援教育コーディネーターの養成 ―アドバンス研修プログラムの開発と実践を通して―
独立行政法人 教員研修センターの委嘱事業「教員研修モデルカリキュラム開発プログラム」に、大阪大谷大学と大阪府教育委員会が連携して申請した「特別支援教育コーディネーター養成におけるアドバンス研修プログラムの開発」が、2年連続(平成19,20年度)で採択された。このアドバンス研修プログラムの開発・実践・評価・改善を通して、専門性の高い特別支援教育コーディネーター養成のあり方と課題について考える。

大阪大谷大学教育福祉学部 准教授
小田 浩伸 氏


地域の学校力向上を目指したセンター的機能
一人一人のニーズに応じた適切な指導および必要な支援を行う「特別支援教育」が平成19年度からスタートしました。センター的機能として、個々の事例に対応するだけではなく、地域の学校力向上のためにどのような点を大切にしているか、守口支援学校の実践をふまえてお話します。

大阪府立守口支援学校 指導教諭
瀧本 一夫 氏