サイエンス教育 O25 6月19日 (木) 13:00〜15:00
宇宙教育シンポジウム
〜宇宙の目を教育に活かす〜
・宇宙教育の紹介 −JAXAが実施している宇宙教育活動の紹介
・宇宙活動の成果利用による授業例の紹介
講演内容:
本シンポジウムでは、地球観測衛星による観測データの教育現場での利用拡大等を目的として、日本が誇る「だいち」(ALOS)の観測データなどを活用した教材の紹介やそれらを用いた教育現場での活用事例により、教育関係者の皆様に最先端の宇宙技術の魅力についてご紹介しますので、是非ご参加ください。

文部科学省大臣官房審議官(研究開発局担当)
青山 伸 氏


宇宙教育の紹介 −JAXAが実施している宇宙教育活動の紹介
宇宙教育センターは学校・教育委員会・科学館等との連携を深め、多くの教育活動を支援してきました。特に、小中高の先生方と共に通常授業や総合学習等におけるカリキュラム作りや教材づくりの支援を行っています。これまでの活動と開発した導入教材を紹介します。

宇宙航空研究開発機構宇宙教育センター 参事
中村 日出夫 氏


宇宙活動の成果利用による授業例の紹介A 「小・中学校での衛星写真を使った総合学習の紹介」
当財団で実施している出前授業について紹介します。小・中学校の総合学習の授業枠で、職員が人工衛星の紹介、衛星写真による地球上の現象の説明及び人工衛星との同期撮影実験等を実施しています。そのコンテンツ例、授業の様子及び子供達の反応について紹介します。

財団法人リモート・センシング技術センター研究部 研究員
冨山 信弘 氏


宇宙活動の成果利用による授業例の紹介B 「衛星データの環境学習への利活用」
長野県総合教育センターでは、教員研修および専門高校生対象の生徒実習として、衛星データを活用した環境学習を行っています。地域の環境について視覚的に理解することができ、広い分野での利活用が可能です。全地球測位システム(GPS)などと組み合わせた演習等について紹介します。

長野県総合教育センター情報・産業教育部 専門主事
嘉部 義久 氏


宇宙活動の成果利用による授業例の紹介C 「衛星画像を使った理科の授業展開」
地球観測衛星「だいち」などの撮影した画像を、中学校理科第2分野「大地の変化」(火山・地震・地層など)の授業で利用した例を紹介します。衛星画像やデータを利用は、子どもたちの学習に対する興味・関心を喚起させることにも役立ちました。

東京都昭島市立福島中学校
下田 治信 氏