サイエンス教育 T42 6月7日 (土) 15:40〜17:40
JST理数大好きシンポジウム in 東京
〜次代を担う人材の育成を目指して〜
第四部
・特別講演
・おもしろ実験教室「夢とロマンの理科教育」
・平成19年度開発優秀コンテンツ表彰
講演内容:
特別講演
「中学校3年生を対象としたPISA の意識調査結果から見たJST 理数大好きモデル地域事業」

2006年のPISA調査の結果、日本の生徒の科学に対する意識や理科の学習状況に懸念が見られたが、高校1年生を対象としたPISA調査の結果は、中学校卒業段階の生徒の意識や学習状況を必ずしも反映していないと考えられる。そこで、同じ質問紙を用いて、全国から無作為抽出された中学校と、JST理数大好きモデル地域事業指定校の中学校で、3年生を対象として本年2月に調査を実施した。中学校卒業段階の生徒の科学に対する意識や理科の学習状況は、PISA調査の結果と比べてどのくらい異なっているだろうか。また、理数大好きモデル地域事業指定校の結果は、全国平均と比べてどのくらい異なっているだろうか。最新の分析結果をご紹介します。

国立教育政策研究所 総括研究官
小倉 康 氏


おもしろ実験教室「夢とロマンの理科教育」
なぜ人は科学に魅了されるのでしょう。それは科学が非常に面白いからなのです。すべてのエンターテイメントの中でも最高峰でしょう。ところが日本の人々にその面白さが伝わっているかというとそうでもないようです。科学の面白さを伝えるにはまず身近なものから。私が開発した実験をお見せしながら科学の面白さを伝える手法をご紹介したいと思ます。

大阪市立高等学校 
山田 善春 氏


平成19年度開発優秀コンテンツ表彰