教育改革 T10 6月7日 (土) 09:30〜11:30
学力向上への地域の取り組み
講演内容:
子どもたちの笑顔のために学校にPDCAサイクルを確立する
平成19年度「全国学力・学習状況調査」の結果を活用した検証改善の概要を紹介します。これは、文部科学省の委託により、静岡市検証改善委員会・静岡市教育委員会が推進した取組です。
「静岡方式」では、学校の自らの検証改善をできる限り支援することを主眼にし、多様な事例校による実践が展開され成果が見られました。
学校のPDCAサイクルを確立させる学力向上・教育改革の一つのあり方を教育委員会の視点からご紹介します。

静岡市教育委員会学校教育課 主席指導主事
望月 和彦 氏


静岡市教育委員会学校教育課 指導主事
寺尾 光正 氏


静岡市教育委員会学校教育課 指導主事
生田目 治善 氏


登米市の学力向上方策と北方小学校の取組
登米市教育委員会では,児童生徒の学力向上を目指し,全ての小・中学校において「分かる授業の展開」「家庭学習の習慣化」「教員の資質向上」の3つの施策に共通して取り組んでいる。
登米市立北方小学校は,平成17年度から3年間,文部科学省より「確かな学力育成のための実践研究事業」の研究指定を受け,ICTを活用した授業改善に取り組んできた。授業におけるICT活用は日常化し,ここ数年間で児童の学力は向上した。教員のICT活用指導力の向上は,授業力全体の向上につながった。教員の授業力向上なくして,児童の学力向上はないと言える。

宮城県登米市立北方小学校
皆川 寛 氏