語学教育 O22 6月21日 (木) 13:00〜15:00
小・中学校における語学教育
講演内容:
「世界都市金沢」小中一貫英語教育特区
〜金沢市における英語教育の取組み〜

金沢市では、「金沢世界都市構想」の理念に基づく人材育成のため、平成8年から全市立小学校に小学校英語を年間10時間程度導入し、徐々に実施時数を増やしてきました。
平成15年度末に特区の認定を受け、平成16年度より「世界都市金沢」小中一貫英語教育特区での英語教育を全市立小中学校で始めています。
児童生徒が金沢の文化を英語で伝えることができる豊かなコミュニケーション能力を身につけられるよう、小学校第3学年以上に年間35時間を標準授業時数とする英語科を設け、中学校では標準授業時数を年間140時間に拡充するとともに、中学校の教科書を小学校第6学年から用い、小・中学校用英語副読本による学習を充実するなど、様々な取組みを進めています。
その取組みの現状と、これからの展望についてお話いただきます。

金沢市教育委員会学校指導課指導主事
中 克之 氏


デジタル教材を活用した中学校英語における指導実践と研究
デジタル教材を活用した指導方法のあり方と授業実践について(ビデオによる研究授業を用いて)紹介します。また、学習指導におけるデジタル教材の有効性についての調査研究の結果を報告します。

枚方市立枚方中学校
新保 喜和 氏


本当に学ぶに値する英語教育をめざして
私は、「英語運用能力の向上」でも「国際理解の深化」でもない、全く別の目標を設定した英語教育を提唱し、実践しています。それは、【「英語が上達するとは、どういうことなのか」という概念を、学習者の潜在的な意識に植え付けることを目標とした英語教育】です。実際に使用している授業プランを例に、お話を進めていきます。

学校法人四條畷学園 四條畷学園小学校 校長代理
高橋 豊 氏