新しい学校環境づくり T31 6月8日 (金) 10:00〜12:00
小中一貫校の挑戦
講演内容:
ともに歩む〜コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校の取組〜
 既存の小学校・中学校を存続させたままで、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校として取組でいる。9年間の一貫カリキュラムに基づき、小学校と中学校の無理のない接続により、学習内容の確実な定着に努めている。小学校と中学校の教師が相互に交流するとともに、児童・生徒の交流も進んでいる。
さらに、コミュニティ・スクールを基盤とした学園づくりを進め、学校・家庭・地域社会が協働で児童・生徒の教育に取組でいる。現行の法の下での小・中一貫教育校として汎用性の高い取組と考える。

にしみたか学園長
大嶺 せい子 氏


小中高12年を英語で学ぶということは?
群馬県太田市に3年前に開校した構造改革特区認定第1号の英語教育特区校。壁のない平屋の自由な空間のオープン教室で、しかも、一般教科を英語で学ぶということはどんな意味があるのか、今までと何がどう違うのか。それがなぜ小中高12年一貫教育なのかについて、加藤学園での実践を交えて紹介する。

ぐんま国際アカデミー 副校長
井上 春樹 氏


小中一貫校伊藤学園における小中一貫教育の展開
伊藤学園は施設一体型の小中一貫校で、これまでの小学校と中学校の特性を取り入れながらも、既存の枠にとらわれない全く新しいタイプの学校です。このため、本校の教育を円滑に進めて成果をあげていくためには、常に柔軟な思考と着実な実践力が厳しく 求められます。
本セミナーでは、施設一体型の小中一貫校の運営に必要な発想とは何か、そして日常の教育活動はいかなる方向性を重視すべきか等について、事例を交えて追究してまいります。さらに、小中一貫教育の本来の目的を再認識し、小中一貫校を運営していく中で 「目的」と「方法」を的確に峻別していく重要性についても言及します。

伊藤学園 学校長
小林 福太郎 氏

株式会社大建設計