幼保連携・子どもの居場所づくり T34 6月8日 (金) 10:00〜12:00
社会の教育力
〜幼保連携/子どもの居場所づくり〜
講演内容:
幼保連携に関する文科省・厚労省の取り組み
 文部科学省と厚生労働省では、これまで、幼稚園と保育所等を通じた教育・保育内容の充実、施設共用化のための環境整備、幼稚園教諭と保育士の資格併有の促進など、幼保の連携促進のための施策に取り組んでまいりました。
 こうした連携をさらに進め、地域の多様なニーズに応え、幼稚園と保育所等のよいところを活かした「認定こども園」制度が平成18年10月にスタートしました。
 子どもが健やかに育成される環境づくりを目指し、幼保連携の現状やこれからの課題についてご説明します。

文部科学省 初等中等教育局 幼児教育課 幼児教育企画官
大谷 圭介 氏(予定)


放課後子どもプランについて〜厚生労働省と連携した新たな居場所づくりの展開〜
文部科学省では、厚生労働省と連携し、平成19年度より「放課後子どもプラン」を創設しました。同プランは、文部科学省の「 放課後子ども教室推進事業(放課後子ども教室)」と厚生労働省の「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」を一体的あるいは連携して実施する総合的な放課後対策を、原則としてすべての小学校区で推進することで、放課後等に子どもたちの安全で速やかな居場所の確保の促進を目指すものです。
この「放課後子どもプラン」の現状や、今後の展開についてお話いただきます。

文部科学省 生涯学習政策局 生涯学習推進課長
高橋 道和 氏


子どもの居場所づくりに向けた世田谷区の取り組み
 世田谷区では、世田谷区地域保健福祉審議会の答申や子どもを取り巻く環境整備プラン等を踏まえ、平成7年度から実施してきたBOP(のびのび世田谷ボップ=放課後の遊び場対策)を基礎として、学童クラブ機能も併せ持った新たな仕組み「新BOP」を、平成11年度から段階的に導入してきました。
 今までの世田谷区の取り組み状況やこれからの展望についてご紹介します。

世田谷区教育委員会 生涯学習・地域・学校連携課 課長
古閑 学 氏