学校教育の情報化 T22 6月2日 (金) 10:00〜12:00
学校現場の利活用を推進するための様々な取り組み
講師:
【コーディネータ】
富山大学 人間発達科学部長 教授
日本教育工学協会 会長
山西 潤一 氏

長野市教育委員会 学校教育課
小山 茂喜 氏

熊谷市立熊谷西小学校 教諭
関根 達郎 氏

つくば市教育委員会 指導課 指導主事
吉田 浩 氏
講演内容:
【コーディネータ】
富山大学 人間発達科学部長 教授
日本教育工学協会 会長
山西 潤一 氏

産官学の共同研究体制による学校教育の情報化の試み
長野市教員委員会は、長野オリンピック終了直後、オリンピックで整備したIT関連施設を、未来の社会をになう子どもが学ぶ学校教育へ活用できないかというテーマの下、NTT東日本と地域の学識経験者とで共同研究会を発足させた。その後、2年間を一区切りとして、新しいテーマを設定しながら4期共同研究を推進し、数々の成果を挙げてきた。
今回は、とかく産官学共同研究というと、うまくいかないということが多い中、どうして長野はうまくいっているのかという視点で「長野モデル」を紹介したいと考えている。

長野市教育委員会 学校教育課 指導主事
小山 茂喜 氏

インターネット利用の登竜門!「学校インターネット教習所」の取り組み
小学校中学年における初期のインターネット利用のための情報教育として4年前より学校インターネット教習所(8時間のパック教材)を開発実践している。
 総合的な学習の時間の「情報」の取り組みとして、いつでも、だれでも、どこででものコンセプトで8時間のパック教材として開発した。4時間の学科、4時間の実技の教習をクリアすると学校インターネット免許証を交付するシステムである。運転免許のアナロジーとして小学校でインターネットを使わせるための登竜門となっている。
 4年間で700名近くの児童が2講習を受けてインターネットを利用している。そして4年間で20名以上の教師がこの教材で実践している。

熊谷市立熊谷西小学校 教諭
関根 達郎 氏

ポスト2005 つくば市の挑戦!
e-Japan重点計画で、IT環境が整った今、次の目標は,いかにそのIT環境を生かして、すべての教員がICTを授業に有効に活用するかである。そのために、つくば市ではどのような取り組みをしているのか。

つくば市教育委員会 指導課 指導主事
吉田 浩 氏