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大学の新しい情報化
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T10
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6月1日
(木)
10:00〜12:00
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大学情報化に必要なセキュリティとは
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講師:
日本大学 文理学部 コンピューターセンター 専任講師 特定非営利活動法人 インターネット・ラーニングアカデミー 副理事長 小林 貴之 氏
大妻女子大学情報メディアセンター
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA) 日本マーケティング担当 増渕 賢一郎 氏
ウチダインフォメーションテクノロジー(株)
(株)内田洋行
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講演内容:
日本大学文理学部におけるネットワーク構築と運用の実際 大学を含めた教育機関において、インターネットを含むネットワークは不可欠なインフラとなっています。このインフラを構築する技術や製品の開発スピードはめざましく、数年前には不可能であった広帯域利用が安価に実現されています。 一方ネットワークを脅かす脅威も次々に現れ、社会問題へと発展する問題も生じてきています。 現在、教育機関では高速で自由なネットワーク利用と安全なネットワーク構築という相反する要求に、安価にかつ少ない労力で対応することが求められています。 今回は日本大学文理学部での実際のネットワーク構築・運用事例を元に、ネットワークの設計構築方法、セキュリティ向上のための機器やソフトウェア、そして運用ポリシーに関してお話していただきます。
日本大学文理学部 コンピューターセンター 専任講師 特定非営利活動法人インターネット・ラーニングアカデミー 副理事長 小林 貴之 氏
大妻女子大学における学生サービスとセキュリティの両立 現在、個人情報保護法の施行、情報漏洩対策などセキュリティを意識すべき状況になっている。しかし、セキュリティを高めれば利便性が失われ、利用者にとっては使用しづらいものになる可能性がある。 大妻女子大学では学生に不便を感じさせずにセキュリティを高める方策の一つとして「統合認証システム」を導入している。統合認証システムはシングルアカウントの考え方を基本とし、学生は一つのIDとパスワードをきちんと管理することで学内サービス(WebMail、FeliCa、証明書自動発行機、等)が利用できる仕組みである。これを導入した経緯、ポイント、今後の課題をまとめてご紹介する。
大妻女子大学情報メディアセンター
BSAの活動内容と学内における違法コピー予防の取り組み もはや一般用語となった“コンプライアンス”。この言葉は、単なる一過性のブームではなく、一般企業における情報管理のあり方を一変させました。この流れは、今、学校を含む教育機関にも押し寄せています。本講演では、情報資産の中でもとりわけ管理が後手に回りがちなコンピュータソフトウェアの管理に焦点をあて、学校における違法コピー問題の現状と、いかにしてこの見えない資産を“見える化”するのかについて、BSAの活動を交えながら紹介します。
ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA) 日本マーケティング担当 増渕 賢一郎 氏
学校内PC環境を効果的・安全に活用するために〜PCスキャンサービスのご紹介〜 大学・学校のIT導入整備がますます進む中、今後はPC環境の利活用の適正化が重要となります。特にWinny(ウィニー)の脅威をはじめとする情報漏えい対策や、違法コピー対策を含むソフトウェアライセンス管理は緊急の課題となっています。 これらの対策を効果的に実現し、学校のPC管理をあらゆるシーンでご支援する、PCスキャンサービスのポイントをご紹介いたします。
(株)内田洋行
ネットワークの可視化によるセキュリティ対策のありかた せっかく対策を講じても、次々に新種・亜種の脅威が出現する現状の中、学術研究のためのネットワーク利用には、よりオープンな利用環境も求められています。 こうしたことを背景に、大学におけるセキュリティ対策の課題と現状をインタビュー結果に基づいてご説明いたします。その結果、ネットワークトラフィックを“見える化”することが、無駄なセキュリティ投資を抑制し、大学におけるポリシーやコンプライアンスを維持するうえで必須であることをご説明いたします。米国ハーバード大学、コーネル大学等でも採用された製品をベースにした、「ネットワーク常態監視」をMSPサービスとしてご紹介いたします。
ウチダインフォメーションテクノロジー(株)
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