■
英語教育
|
O12
|
6月8日
(木)
10:00〜12:00
|
|
CALLシステムを活用した語学教育事例
|
講師:
舞鶴工業高等専門学校 人文科学部門 教授(英語) 樽井 武 氏
大阪大谷大学 教育福祉学部 教授 (情報教育センター長) メディア教育開発センター 客員教授 京大ベンチャーズ(有)関西教育考学 技術顧問 大倉 孝昭 氏
摂南大学 外国語学部 教授 植松 茂男 氏
|
講演内容:
ICTで可能な英語のリズム学習 日本人英語学習者がコミュニケーションの手段としてSpoken Englishを使用できるようになるには、英語のリズムは必要不可欠な要素であろう。英語のリズムを日本人が身につけていく過程を調査・研究しPC用の学習ソフトを開発した。この実践的な経験で得た音声特徴について、1)日本人英語学習者(初級・中級・上級)、2)英語の教授者、3)学習ソフトの開発者の側面から考察する。 主な内容:最近の英語の音声学習、日本人の英語のリズム、英語のリズムソフトの開発、教授者と英語のリズム(人の手とICT機器)、ICTとリズム学習(現状と課題)
舞鶴工業高等専門学校 人文科学部門 教授(英語) 樽井 武 氏
DVDRolePlayとCaptionedMedia(DVDロールプレイとキャプションドメディア) (1)市販の英語映画DVDを用いてあこがれの映画スターと映画の中で対話をする“ロールプレイ学習”、(2)キャプチャした授業動画に字幕を付与して配信する“字幕付きeラーニング”などの“キャプションドメディア”プロジェクトを進めています。タイムコード(時間情報)が埋め込まれた字幕テキストを縦横無尽に利用して、「セリフが発話されたシーンをいつでも・どこからでも参照できる」環境でマルチメディア同期の参加型学習を目指しています。 とにかく楽しく、何度も繰り返して再生するうちに、学習ができます。 新しい学習環境についてぜひ多数の皆さんと意見交換をしたいと考えています。
大阪大谷大学 教育福祉学部 教授(情報教育センター長) メディア教育開発センター 客員教授 京大ベンチャーズ(有)関西教育考学 技術顧問 大倉 孝昭 氏
外国語学習と臨界期〜マルチメディアの有効利用〜 外国語の学習には「臨界期」が存在すると言われます。それは発音に最も顕著に現れます。母語である日本語は苦労せずに身につけられるのに、英語の習得にはなぜ大変な苦労をするのでしょうか。最近、日本人の弱点と言われる英語コミュニケーション能力を高めるため、小学校に英語教育が導入されました。こうした早期教育は本当に効果があるのでしょうか。これまでの海外の例を参考に考察したいと思います。一方明らかに「臨界期」を過ぎた学習者でも、高度でしかもバランスのよい英語力を身につける人もいます。このような学習者を増やすため、外国語学習にマルチメディアが果たす役割と今後の課題を考えたいと思います。
摂南大学 外国語学部 教授 植松 茂男 氏
|
|
|
|