理科教育 N10 10月31日 (火) 13:00〜15:00
知的好奇心・探究心を高める科学教育
講師:
名城大学附属高等学校
教育開発センター室 副部長(SSH担当)
伊藤 憲人 氏

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙教育センター 参事
遠藤 純夫 氏

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙教育センター
導入教材研究会

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙教育センター 主査
岸 詔子氏

独立行政法人科学技術振興機構
講演内容:
バーチャルサイエンスとリアルサイエンス〜名城大学附属高等学校のSSHプロジェクト〜
平成18年度より名城大学附属高等学校は中部地区初のスーパーサイエンスハイスクールとして指定されました。名城大学との高大連携教育による早期の動機付けにより、探求力と問題解決能力を育成していくことを研究開発の課題として掲げています。独自の学校設定科目では、立体的にバーチャルな教材を提示したり、独自で設計した短焦点プロジェクタなどの視聴覚機器を活用し、目に見えないものを可視化しながら、生徒の理解に役立てています。一方で、高大連携ならではの先端科学の実験や実習、また、名城大学農学部附属農場で行われる田植祭と収穫祭への参加など、体験型の取り組みも行っています。今日は本校のSSHプロジェクトの概要と視聴覚機器の活用事例を紹介します。

名城大学附属高等学校 教育開発センター室 副部長(SSH担当)
伊藤 憲人 氏


「宇宙」を素材に活用した導入教材の魅力と事例紹介
夜空に輝く星、人工衛星からの観測画像、宇宙飛行士の活躍など「宇宙」には子どもたちの心を惹きつける魅力に満ちています。これらの魅力的な素材を授業の導入部に活用することにより、子どもの好奇心と科学とをつなぎ、学習意欲の向上に役立てることができるのではないでしょうか。「宇宙」を素材として用いる導入教材の魅力を具体的事例を交えながら紹介します。

宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙教育センター 参事
遠藤 純夫 氏
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙教育センター
導入教材研究会


宇宙教育のレシピ、ご紹介します〜「宇宙」を活用した教育現場との連携プログラム〜
宇宙教育センターが発足してから1年余り。総合的な学習の時間をはじめ、全国各地の学校との間で、「宇宙」を活用した連携授業の輪が広がっています。
今回は、小・中・高等学校それぞれの実践事例を交えながら、宇宙を味付けに使った教育現場との連携プログラムについて紹介します。

宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙教育センター 主査
岸 詔子氏


未来のIT教育の礎をめざす「理科ねっとわーく」
独立行政法人科学技術振興機構では、科学技術・理科教育用のデジタル教材を開発し、「理科ねっとわーく」を通じて全国の小中高等学校や科学館等に無償で提供しています。現在、登録利用者は、18,000名に達しています。今回は、実際の活用事例を交えながら、「理科ねっとわーく」の有効な活用方法について紹介します。

独立行政法人科学技術振興機構