語学教育(高校・大学) T16 6月1日 (木) 15:50〜17:50
大学における多様な語学教育事例
講師:
東京女子大学 視聴覚教育センター長
文理学部英米文学科 教授
溝越 彰 氏

立教大学 観光学部 講師
フェリス女学院大学 文学部 英文学科 講師
駐日英国大使館(通訳) 講師
田中 深雪 氏

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス
総合政策学部
明治大学 上智大学 非常勤講師
井上 美穂 氏
講演内容:
「英語が使える」ための英語教育とは?〜東京女子大学の取り組み〜
東京女子大学では2004年度の「現代GP」「仕事で英語が使える人材の育成」部門で「キャリア・イングリッシュ・アイランド」というプログラムが採択されましたが、その活動の模様や問題点などを紹介します。それを通して、実学系でない「リベラル・アーツ大学」の英語教育において「仕事で使えるための
英語力」とはなにかという問題を考えることにより、大学における英語教育の1つのあり方を提示したいと思います。

東京女子大学 視聴覚教育センター長
文理学部英米文学科 教授
溝越 彰 氏

CALLを使った語学教育〜シャドーイングと同時通訳の指導〜
CALLシステム(PC@LL ST Ver.4.0, PC@LL/MT ver. 5.0)を利用した語学教育の例として、
以下の二つを具体的にご紹介します。
1.「シャドーイング」の指導方法と実践例
  −CALLシステムの特徴を生かしたシャドーイング練習の指導方法やその効果、及び練習に適した教材の選択の目安などについて、具体的にご紹介します。
2.「同時通訳」の指導方法と実践例
 −CALLシステムを利用して、英日の同時通訳のトレーニングをどのように導入、指導、実施していくことができるのか、具体的にご紹介します。

立教大学 観光学部 講師
フェリス女学院大学 文学部 英文学科 講師
駐日英国大使館(通訳) 講師
田中 深雪 氏

フランス語の授業におけるCALLシステムの活用法
「学習者個人のレベルに合わせた双方向のフランス語授業を、いかに実践するか?」この課題をテーマに、CALLシステムを駆使し学習者とコミュニケーションをとりながら授業を行っていく実践例を紹介いたします。例えば、CALLの設備を使うと、同じリピート練習を行いながらも、学習者個人のレベルに合わせた難易度の異なる教材を提供することができます。また、ファイルの配布・回収機能を使うことにより、ワードやエクセルなどの文書が瞬時にやりとりできるため、学習者と教員の間のコミュニケーションがスムーズにとれるようになります。このセミナーは、一般的な語学の授業のほか、LL・読解・インターネット利用の授業にたずさわる方が対象です。

慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス 総合政策学部
明治大学 上智大学 非常勤講師
井上 美穂 氏