大学改革 T09 6月3日 (金) 15:50〜16:50
大学入試の水際、そして大学入学後の基礎教育の新しい息吹
講師:
河合塾 河合文化教育研究所 主任研究員
立命館大学 経営学部 客員教授
名古屋外国語大学 理事 現代国際学部 客員教授
丹羽 健夫 氏
講演内容:
国立大学法人化、COE、教育の特色GP、現代GPなどに象徴される一連の流れの中で、研究者・高級技術者養成大学は、いま評価に耐えうる成果を求められている。そこで各大学は成果を出しうる研究者の卵を求めはじめた。成果を挙げることのできる研究者の卵とは、いかなる能力を持った人材か。その人材を掬い上げる入試のあり方と、問題内容とは。
いま大学入試が大きく変貌しようとしている。
一方で少子化の波の直撃を受ける、比較的入りやすい大学では、就職の実を上げるための懸命な人間づくりの教育がはじまった。これは新しい意味での教養教育ともいえよう。
新しい時代の波を乗りきれる大学のみが生き残る。そしてその営為が中等教育を変える。

河合塾 河合文化教育研究所 主任研究員
立命館大学 経営学部 客員教授

名古屋外国語大学 理事 現代国際学部 客員教授
丹羽 健夫 氏