変わる理科教育 N10 11月1日 (火) 13:00〜15:00
知的好奇心・探究心を高める発展的な学習
講師:
芝浦工業大学柏高等学校
奥田 宏志 氏

インテル(株)
教育プログラム推進部 部長
柳原 なほ子 氏

岡崎市立城北中学校
橋本 直司 氏

独立行政法人 科学技術振興機構

(株)内田洋行
講演内容:
日本は科学で世界をリードし続けられるか?国際学生科学フェア(Intel ISEF)報告
世界の科学技術立国を目指す日本にとって、今の日本の科学教育に何が求められているのか?Intel ISEFは、高校生を対象にした世界最大の科学コンクールで、世界40ヶ国以上から1,300名以上が集まり、研究を披露しあう「国際学生科学フェア」です。日本では日本学生科学賞やJSECといった2大科学コンクールの上位入賞の生徒が派遣されているが、他国に比べて決して多い人数とは言えない。・・・今回参加したIntel ISEFと、「Educator Academy」(世界の教育・政府関係者による数学・科学教育振興のための会議)での体験を通して、日本での科学教育への提言を、国際生物学オリンピックに関わっている立場から紹介します。

芝浦工業大学柏高等学校
奥田 宏志 氏

インテル(株) 教育プログラム推進部 部長
柳原 なほ子 氏


自然への疑問を解く手だて-インターネット百葉箱の有効利用-
昨年度、こども科学映像祭に出品したビデオ作品「南の北国?東海学区冬の謎」の映像を通して、生徒が学区独特の気象についての疑問を、どのように解いていくかを紹介。その中で、東海中学校に設置された気象監視システム「インターネット百葉箱」から得られたデータが、疑問解明に大きく役立ったことなど、制作過程について説明します。

岡崎市立城北中学校
橋本 直司 氏


デジタル教材を活用した革新的なIT科学技術・理科教育について
最先端の科学技術に関する研究成果を活用し、ティーチャーズガイド・ワークシートとともに一斉授業で利用できるデジタル教材を開発するとともに、科学技術・理科教育用デジタル教材提供システム「理科ねっとわーく」の試験公開を開始しました。デジタル教材の活用手法についてご紹介いただきます。

独立行政法人 科学技術振興機構


理科の授業でデジタル機材が大活躍。デジタルサイエンスのご紹介
理科室の情報機器活用は今まさに進化しています。パソコンを使うことで子どもたちは実験観察を生き生きと楽しみながら学習し、先生は簡単なアクションで生徒のパソコン画面を大型スクリーン・黒板に投影していきます。こんな理科室・理科授業に向け、内田洋行では数々のハードウェア・ソフトウェアの開発を進めています。デジタル顕微鏡・サイエンスメイト(PC計測)・またデータプロジェクタなどデジタル機器を有効に活用した、ウチダの考えるこれからの理科授業シーンを紹介します。

(株)内田洋行