変わる理科教育 O15 6月9日 (木) 13:00〜15:00
知的好奇心・探究心を高める理科教育 実践事例
講師:
岡山大学教育学部附属中学校
東 伸彦 氏

兵庫大学情報科学センター室長
メディア教育開発センター客員助教授
平井 尊士 氏

神戸市総合教育センター 研修室 指導主事
神戸市教育委員会事務局総務部調査課 指導主事
青木 典司 氏

(株)内田洋行
講演内容:
失敗から学ぶ経験を通し,知識や理解の活用をめざす理科教育
自らものだけではなく,過去や友達の失敗体験から学んだり情報を得たりすること,試行錯誤することなどを通した授業展開を考えています。それにより,普遍的であるが役に立ちにくいといわれる学校で学んだ知識が,日常生活に生きてはたらき,自然と対話でき,社会生活を営むようになっても剥落しにくいものに高めることをめざしています。そのための取り組んできたことや,その中でITが有効活用できないか試行してきたことをお話しできたら思います。
例えば,「ドミノ倒し」を用いたエネルギーの授業を考案しましたが,情報電子ボード等のITが有効でした。「大気圧」の授業では,ホワイトボードの活用と,パソコン計測器の使用が,生徒の創造的な活動につながりました。

岡山大学教育学部附属中学校
東 伸彦 氏

神戸市が取り組む「理科大好きやねん!」研究会の新たな試み
〜実験実践とデジタルコンテンツの活用〜

神戸市公立小・中・高等学校における、理科教育を中心とした教科教育の中で、情報技術(ICT)を用いて「わかる授業の実現」を図ることを目的とし、教育用デジタル素材や教案の開発・利用の円滑な実施、およびそれを取り巻くマルティメディア教室のあり方等、効果的なモデル策定の検討を行っています。平成15年〜17年度の3年計画で実施し、最終年にあたる平成17年度はこれまでの取り組みの成果を踏まえ、全市的な展開のための方策と、神戸における教育の情報化施策の方向性を検証しています。
活動は神戸市教育委員会を中心に産学官連携で、「理科大好きやねん!神戸教育用デジタルコンテンツ開発と活用」研究会を通して行っています。
URL参照
http://www.kobe-c.ed.jp/loverika/index.html (研究会 HP)

兵庫大学情報科学センター室長
メディア教育開発センター客員助教授
平井 尊士 氏

神戸市総合教育センター 研修室 指導主事
神戸市教育委員会事務局総務部調査課 指導主事
青木 典司 氏

理科の授業でデジタル機材が大活躍。デジタルサイエンスのご紹介

(株)内田洋行