小学校英語教育の方向性
−実践報告を通じて−
−中学校へ連携させるための英語活動の理論と実践−
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講師:
兵庫教育大学 助教授 高橋 美由紀 氏
【実践事例紹介】 瑞穂市立生津小学校 教諭 村瀬 知香子氏・尾崎 友美 氏
大垣市教育委員会 指導主事 山田 誠志 氏
大垣市立静里小学校 教頭 種田 美弥子 氏
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講演内容:
公立小学校の英語活動において、はじめに、応用言語学の立場から「子どもの発達段階と早期外国語習得論」について述べ、次に、その理論的背景に基づいたワークショップとして、子どもの発達段階や経験年数を考慮し、さらに中学校の英語教育に連携できる効果的な指導法とその実践例を展開します。
兵庫教育大学 助教授 高橋 美由紀 氏
【実践事例紹介】 本校は平成6年度〜8年度、研究開発学校として小学校における外国語学習の在り方を研究してきた。その後も「豊かなコミュニケーション能力を身につけた子どもの育成」をめざして英語活動を進めている。現在は、各学年35時間の英語活動を位置づけている。児童の興味・関心や発達段階を考慮しながら、学級担任を中心に題材や活動の工夫・改善を行っている。また、毎日10分間の全校テレビ放送を行っている(Friendly Time)。ここでは、JTE(専科英語教員)が中心に進め、担任は教室の児童を援助・評価している。今回は、英語活動やFriendly Timeの一部を使いながら、本校の英語活動の目標や特色、成果等を紹介する。
瑞穂市立生津小学校 教諭 村瀬 知香子氏・尾崎 友美 氏
【実践事例紹介】 大きく次の7点についてお話させていただきたいと考えています。 (1)特区申請を行なった背景や理由 (2)「英語科」を導入することによる変化や期待される効果 ・主に小中一貫した教育における期待される効果 (3)大垣市が考える小学校における「英語科」の指導目標と指導内容 ・コミュニケーション,つまり英語を用いた人間関係づくりに主軸をおいた指導目標及び指導内容 (4)人的及び物的環境整備 ・VET(Volunteer English Teacher)について ・大垣市小学校英語教育検討委員会について ・準教科書について ・カリキュラムについて (5)学期末評価の観点及び評価方法 (6)学校現場の実践(教頭の立場から) ・職員組織の運営方法 ・校内の環境整備 (7)水都っ子わくわく英語プランのさらなる充実のための課題
大垣市教育委員会 指導主事 山田 誠志 氏
大垣市立静里小学校 教頭 種田 美弥子 氏
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