■
学校の情報化
|
S12
|
11月9日
(水)
10:00〜12:00
|
|
デジタルコンテンツ活用でもっといい授業にしよう
|
講師:
【コーディネータ】 独立行政法人メディア教育開発センター 研究開発部 助教授 堀田 龍也 氏
【実践事例紹介】 岩手県水沢市立水沢小学校 教諭 佐藤 正寿 氏
仙台市立東二番丁小学校 教諭 菅原 弘一 氏
|
講演内容:
授業におけるIT活用が広まり、 デジタルコンテンツもたくさん利用されるようになりました。しかし,デジタルコンテンツを単純に見せただけでは、十分な学習効果は上げることができません。同じ水でも,喉が渇いている時が一番おいしく感じるように、デジタルコンテンツの利用の効果も、子どもたちがどのような学習状態にあるかによって、大きく変わるものです。 本セミナーでは、デジタルコンテンツが「よく効く」ような授業づくりと、多く見られる子どもたちの学習状態に「よく効く」ようなデジタルコンテンツのあり方について考えていきます。
【実践事例紹介】 ・教科書の写真をじっくり読み取らせるデジコン授業 社会科教科書の写真には多くの良質な情報が詰まっています。たとえば、「漁師の植樹活動の写真」から森と水産資源の関わりを考えさせることができます。「空から見た自動車工場の写真」から工場の立地条件を検討させることができます。一枚の写真が価値ある資料なのです。 それらをパソコンとプロジェクタで拡大投影して子どもたちの前に提示します。きわめて手軽な、しかし子どもたちにとって非常に有効なデジタルコンテンツ活用です。子どもたちは、拡大された写真をもとに気づいたことを話し合い、自分が気づかなかった見方・考え方を学ぶことができます。 このような教科書の写真を生かしたデジタルコンテンツ活用と、その授業づくりについて提案をしていきます。
・NHKの映像やクリップを駆使したデジコン授業 NHKデジタル教材は、使いやすい4つのコンテンツで構成されています。15分の放送番組、豊富な映像クリップ、クイズやゲームなどのweb教材、そして交流学習を展開するためのツールが用意されているのです。質の高い映像教材の視聴によって理解を深めることができるのはもちろんのこと、豊富なコンテンツで子供たちの幅広い興味・関心に対応し、問題解決を支援していくことができます。また、交流学習を取り入れていけば、情報活用の実践力やモラル面の指導も強化できます。豊富なコンテンツを提供するこの教材を、どのように活用していけばよいのか。子供たちの学びを広げていくためのデジタル教材の活用法について、中学年社会科での実践を中心に提案していきます。
【コーディネータ】 独立行政法人メディア教育開発センター 研究開発部 助教授 堀田 龍也 氏
【実践事例紹介】 教科書の写真をじっくり読み取らせるデジコン授業 岩手県水沢市立水沢小学校 教諭 佐藤 正寿 氏
NHKの映像やクリップを駆使したデジコン授業 仙台市立東二番丁小学校 教諭 菅原 弘一 氏
|
|
|
|