学校の情報化 N18 11月2日 (水) 10:00〜12:00
先端技術の教育現場への導入・実践
講師:
東海スクールネット
代表世話人(滝中学校)
栗本 直人 氏

京田辺市教育委員会
学校教育課主査
中島 唯介 氏

佐賀大学 理工学部
知能情報システム学科 助教授
渡辺 健次 氏
講演内容:
OSS(Open Source Software)を利用したプログラム研修プロジェクト
-Summer School in Katmandu-

1994年に設立された東海スクールネット研究会設立以来、インターネットの教育を考えつつ、現場への普及活動を国内外に向けて進めて参りました。12年目の今年は、愛・地球博市民プロジェクトとして、インターネットと教育のシンポジューム(教師編)6月11日、(子供編)9月24日の開催を含め活発に活動しています。
今回のセミナーでは、ネパール王国・カトマンズ市で実施した「サマースクールinカトマンズ」のなかで、Fedora Core 3を活用してネパールの若者にICT研修を行った様子から、OSSの教育利用の可能性についてご紹介します。

東海スクールネット代表世話人(滝中学校)
栗本 直人 氏



教育におけるOSS運用実証実験へのチャレンジ
Open School Platform

学校教育用ネットワークの集中運用管理をいち早く構築し、学校現場への情報教育サポートを自主運用体制を実現している京田辺市が、OSSの学校現場利用の実証実験に参画・チャレンジします。本セミナーでは、経済産業省実証事業の概要と本事業を通じて見えてくる教育現場のネットワーク運用のあり方についてお話します。

京田辺市教育委員会 学校教育課主査
中島 唯介 氏



工業系高等学校における IPv6 を用いたユビキタス社会実験研究
-IPv6情報家電実証実験-

本研究では、工業系高等学校の生徒が IPv6 を用いて、ユビキタス社会で実現するであろう情報家電を含む情報端末が、社会の中で具体的にどのように実現可能であるかを、実際に自ら情報端末を作成し検証し実証的に開発研究を行っている。
次世代を担う現在の若者が次世代ネットワークに直接取り組むことになる。ユビキタス・コンピューティング、ユビキタス・ネットワークの社会への適用は、新しい社会像を創ることになる。本研究開発に参加する若者にとっては、自分たちが生きる社会の姿を自分たちで創り出すことに参画することになる。

佐賀大学 理工学部
知能情報システム学科 助教授
渡辺 健次 氏