地域の教育ネットワークとコンテンツ活用 T40-B4 5月30日 (金) (15:15〜16:45)
パネルディスカッション ブロードバンド時代の教育環境支援のために〜都道府県での取り組みから〜
講師:
【コーディネーター】
富山大学教育学部附属教育実践総合センター 助教授
小川 亮氏

【パネリスト】
平松 茂氏(岡山県情報教育センター)
石野 正彦氏(新潟県白根市立臼井小学校)
榎本 竜二氏(東京都総合技術教育センター)
プロフィール:
【小川氏】
早稲田大学文学部にて心理学を学び、そのまま大学院へ進学。博士課程を終える時点で、所沢にある人間科学部の助手(所属は情報科学研究教育センター)になる。平成元年に上越教育大学の附属学校教育研究センター(現在、学校教育総合研究センターに改組)の専任講師として赴任、平成5年 助教授。95年度は情報処理教育関係内地研修のため、早稲田大学人間科学部に在席。現在は上越から富山大学教育学部に異動して、附属教育実践総合センターで情報教育を中心に、教育実践を支援する立場から研究を進めている。科目としては学部の教育工学、教育メディア演習、情報教育基礎セミナー、情報科教育法2、情報と職業、などを担当している。大学院の科目では教育工学特論、教育工学特論演習などを担当している。

【平松氏】
岡山大学教育学部卒業、公立中学校在職の後、14年間岡山大学教育学部附属中学校において理科教育、視聴覚教育、教育工学の研究。岡山県教育センター指導主事(教育工学)、岡山県情報教育センター研修課課長を経て、2003年より現職。情報教育、総合的な学習の時間等について実践的な研究と指導を担当。

【石野氏】
1952年新潟県生まれ。明治大学卒業後、民間企業勤務を経て、明星大学通信教育課程で学び、上越市立新道中学校講師、糸魚川市立浦本小学校助教諭、1981年 新潟市立割野小学校教諭に採用。1982年より授業にコンピュータを取り入れ始める。1990年 上越教育大学大学院教育方法コース児童の文章産出課程で修士号。1998年 新潟県立教育センター指導主事(義務教育国語科担当)。国語科教育関連情報ホームページ作成。上越国語DB研究会 主宰、新潟県情報教育を考える会創設、教育センターでネットデーを行う。2003年より現職。

【榎本氏】
東京都総合技術教育センター 情報システム科 専門教育主事。
1986年、立正大学経営学部卒業。株式会社東芝を経て、1988年に都立高校教諭となる。1994年、東京都立新宿山吹高等学校において100校プロジェクト、新100校プロジェクトに参加、その他こねっとプランなど、学校とインターネットを結ぶプロジェクトに関わる。2000年より現職。教育情報化コーディネータ制度の推進、とうきょうEDにおいてコミュニティによる東京都の教育の情報化を模索中。
講演内容:
教育の情報化は、各自治体、教育委員会でのブロードバンドの進展に伴い、基盤整備の段階から、次の段階に進もうとしています。その動きに対応し、各県教育センター等の機関では、教員研修や学習支援のためのコンテンツ提供など、新たな取組が始まろうしています。参加の皆様から現状を報告していただくとともに、今後の更なる発展のために議論をしていただきます。
関連サイト:
【小川氏】
http://www.cerp.toyama-u.ac.jp/ogawa/ogawalabo.html
【平松氏】
http://www2k.biglobe.ne.jp/~s-hira/
【石野氏】
http://www.nice.or.jp/~ishino/
【榎本氏】
http://www.techno-kyoiku.metro.tokyo.jp/
http://tokyo-ed.net/