学校の危機管理 〜増加する犯罪への対応策について〜
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講師:
日本危機管理学総研 浅利 眞氏
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プロフィール:
危機管理・セキュリティーコンサルタント。 陸上自衛隊に約7年在籍。自衛隊在籍中に阪神大震災、オウム事件に遭遇し、民間の危機管理体制の不備に強い問題意識をもつようになり、民間レベルでの危機管理を支援できる企業を創設したいと考え、クライシスインテリジェンスを設立。現在、危機管理マニュアルの作成や犯罪危険地図の作成等を通じて学校の危機管理を支援している。 平成14年、危機管理理論や実務のあり方について討論する場として、日本危機管理学総研を発起し現在に至る。
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講演内容:
教育現場での「防犯(特に不法侵入のようなケース)対策」という観点から、学校における危機管理対策をご説明します。日本危機管理学総研と教育コミュニティサイト「学びの場.com」(http://www.manabinoba.com/)が行った学校危機管理アンケートの結果を元に、実際に学校で発生した危険な事案、教員や保護者の危機管理意識の実態、そこから導き出される課題と学校の安全管理(特に防犯対策)に関する提言について専門家の立場からお話します。また、自治体や学校現場および保護者の方々のさまざまな取り組みを、実例を交えてご紹介します。行政、学校現場、地域社会や保護者それぞれの立場で、地域の子どもたちを守るために、「いま、できること」はなんなのか?そのために必要な心構えや具体的な方策、手順はどうあるべきなのかをいっしょに考えましょう。
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