サイエンス教育(理科) T26-C5 5月31日 (土) (15:30〜16:10)
実験教育の情報化による新たな展開
講師:
東京都立永山高等学校
椋本 哲也氏
プロフィール:
1984年より東京都立高校の実習教員として理科実験教育に携わる。
教育の情報化にも積極的に取り組み、2000年に情報科の免許を取得。
現在参加している学会・研究会は、日本教育情報学会、東京都高等学校科学教育研究会、NPO知的生産の技術研究会、とうきょうED、CBI研究会、学校セキュリティ検討会 ほか。
講演内容:
実験室にコンピュータを持ち込むことによって広がる、新しい理科実験教育の実践報告。液晶ペンタブレットやUSBスコープなど最新のデジタル機器・入力デバイスや、インターネット上にある動画素材を中心としたコンテンツの活用など、理科実験の情報化によって得られる教育効果について検証します。また、すべてをデジタルに置き換えるのではなく、従来から用いられているTV顕微鏡装置やVTRなどのアナログ機器との併用や、機器を通さず実物を直接見せたほうが良い内容についても考察し、理想的な理科実験教育のあり方を検討していきます。