e- Learning T75-B2 5月30日 (金) 11:30〜12:30
大学教育とコース管理システム
講師:
名古屋大学
情報メディア教育センター
助教授
梶田 将司氏
プロフィール:
1967年04月生まれ。 1995年 名古屋大学情報工学専攻博士課程。
専門分野は情報基盤工学、e-Learning、音声情報処理。現在の研究課題は、音場知識情報処理 (KEYWORD:音声分析 , 音声認識 , 聴覚機構) 。1966年  電気関係学会東海支部連合大会奨励賞 、1998年 日本音響学会第15回粟屋潔学術奨励賞受賞、2001年電子情報通信学会第56回論文賞受賞。
講演内容:
現在、我が国に限らず世界各国における高等教育は、グローバル化の進展という新たな事態に際し、国際的な水準を視野に入れつつ、教育活動の質的な向上が求められている。その一方で、工業社会から知識社会への転換が急速に進んでおり、ビジネススクールやロースクールなどにおける高度職業人の養成や地域市民を対象とした生涯学習機能の提供も現在の高等教育機関には求められている。このような流れ中、北米では WebCT や Blackboard のようないわゆる「コース管理システム(Course anagement System; CMS)」の導入が急速に進んでおり、約75% の大学が何らかのコース管理システムを全学的に導入し、約20% の講義で実際に活用されている(データは 2001 Campus Computing Survey より抜粋。米国での調査結果)。本報告では、WebCT、Blackboard、 MIT の OKI(Open Knowledge Initiative)、ミシガン大学の CHEF、ミシガン州立大学の LON-CAPA、JA-SIG の uPortalの話題を交えながら、コース管理システムの過去・現在・未来について語る。
関連サイト:
日本WebCTユーザ
http://www.webct.jp/

株式会社エミットジャパン http://www.emit-japan.com/