学校とキャンパス設計−情報と環境− S35-A3 6月21日 (金)14:45〜15:45 対象 小・中高・教・設
情報活用のための学習空間づくり
講師:
昭和女子大学短期大学部 助教授
木村 信之氏
プロフィール:
1980年東京都立大学工学研究科建築学専攻博士課程修了、東京都立大学工学部助手を経て1993年昭和大学短期大学部講師、2000年助教授、現在に至る。日本建築学会文教施設委員会委員として公立学校の標準面積、エコスクール、学校教育の室内空間、情報機器の導入に対する学校施設計画、文教施設等の耐震性能等などの調査研究に参加、目黒区立宮前小学校、大磯町立国府小学校、世田谷区立八幡山小学校などの改築基本構想委員を務めるなど、学校施設の基本構想づくりに多数参加している。専攻は建築計画。著書は学校建築の変革(彰国社)、ニュースクールデザイン事典(産業調査会)など(いずれも共著)学校建築に関し多数。
講演内容:
新学習指導要領の施行によって、子どもたちが自ら学ぶ力の育成が重要とされ、総合的学習の時間などそのための様々な学習のあり方が教育現場に求められている。ここで学校教育に期待されていることは、21世紀を担い、生涯学習を自ら実践できる人材としての情報活用能力である。情報機器の活用能力ばかりでなく、在来の一次情報、二次情報ソースの活用、個別の情報分析能力やグループワークとしての情報処理、情報機器、文章表現、パフォーマンス、造形など多様な形態での情報表現・発信能力、これらを体験し学ぶための学習空間のあり方について建築空間、家具・教材、先生方の設えの工夫など、実例をふまえて提唱していただきます。
関連サイト:
http://www.swu.ac.jp/