総合的な学習の時間 K12-B3 6月5日 (水)14:30〜15:30 対象 小・中・高・教
デジタル化を基盤とする放送教育の新展開−番組サイトを活用した授業実践のあり方−
講師:
大阪市立大学大学院文学研究科 助教授
木原 俊行氏
守口市立八雲小学校
重松 昭生氏
プロフィール:
木原 俊行氏
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程中途退学。大阪大学人間科学部助手 岡山大学教育学部講師・助教授を経て、現職。博士(教育学)。主たる研究領域は授業研究を中心とする教育工学、教育方法学。主な著書として『中学校・選択と総合的な学習の新展開』(共編著、平成10年、明治図書)『総合的学習の授業づくりを深める』(共著、平成11年、明治図書)『ヒューマンネットワークをひらく情報教育』(分担執筆、平成12年、高陵社)『新しい学びをひらく総合学習』(共編著、平成14年、ミネルヴァ書房)など。

重松 昭生氏
大阪市生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後小学校勤務。96年から「情報教育過配教員」 ITコーディネータ2000年大阪教育大学大学院修了 田中博之先生に師事修論テーマ「小学校情報教育のカリキュラムの構築」教育放送企画検討全体会議委員、大阪放送教育研究協議会事務局。
講演内容:
教育の情報化の動きにあわせて、NHK教育番組部では、NHK学校放送オンラインを開発し、公開している。ここには、学校放送番組ごとのWebページが設けられ、番組の再視聴、番組関連情報の収集、番組に即した教材の入手や利用、番組視聴後の交流学習への参加などが教師や子どもたちに促されている。それらの教材群やツールは、新教育課程で期待される「生きたる力」の育成にも、また基礎・基本の徹底にも資するものであると思われるが、そのためには、学校現場の実践家たちが新しい放送教育観と実践のノウハウを手にすることが必要となる。本セミナーでは、試行的な実践を参照しながら、また制作者の意見を聞きながら、デジタル化を基盤とする放送教育の可能性について、お話いただきます。
関連サイト:
http://www.nhk.or.jp/sch/index01.htm