総合的な学習の時間 N15-A2 5月28日 (火)13:00〜14:00 対象 小・中・教
感性を育む環境教育−環境教育を基盤にした総合的な学習の時間の実践−
講師:
三重県員弁郡藤原町立西藤原小学校
片山司氏
プロフィール:
現在、三重県員弁郡藤原町立西藤原小学校に勤務。藤原岳自然科学館運営委員。
講演内容:
本校では、「総合的な学習の時間」で3・4年は「カイコ」、5・6年は「ヤママユ(天蚕)」を通して、地域の自然やくらしを見つめ直し、地域の方々とのつながりを深める学習を進めている。これらの学習で、子どもたちが地域の人々のくらしを見つめ、地域の歴史を学ぶことによって、自分の生まれ育った地域を大切に思い、よりよくしていこうとする子どもに育ってほしいと願うからである。本セミナーでは、身近な自然の中に入って「目で見」「肌で感じる」など、五感を使って自然に働きかけることを重視した活動の中から、5・6年の「ヤママユ」の飼育・観察・研究などの活動での子どもたちの様子を中心に報告し、環境教育についてお話いただきます。また、小中連携など「総合的な学習の時間」の実践に当たっての課題についても提唱いただきます。