学校の環境づくり T22 6月7日 (金) 9:45〜11:45
教育施設/公共施設における国産木材の最新事例
講演内容:
公共建築物木材利用促進法が2010年5月に成立しました。法に基づく基本方針により、国は、低層の建築物については、今後、原則木造で整備することとなり、また、低層・高層にかかわらず、木材を利用した内装の推進や、机・棚等の備品についても、可能な限り、木材製品の利用が図られることとなります。
木材は、建築物の部材として、柔らかで温かみのある感触を与え、室内の湿度変化を緩和させ快適性を高めるなどの優れた性質があると言われており、学校施設への木材活用は、豊かな教育環境づくりを進める上で大きな効果を期待できます。
本法律施行後の事例を中心に、教育施設や教育活動、そして地域連携と木材の活用の未来について、お話しいただきます。

林野庁 林政部木材利用課 木造公共建築物促進班 課長補佐
大道 一浩 氏

東京大学 生産技術研究所 木質構造デザイン工学 教授
腰原 幹雄 氏

奈良県吉野町町会議員 中神木材代表
中井 章太 氏