教育の情報化 T21 6月7日 (金) 16:00〜18:00
校務の情報化の推進
〜最新事情と実践事例〜
講演内容:
近年、全国的に教員一人一台の校務用コンピュータの整備が進んでおり、先生方が行う成績処理や出欠管理といった「校務」にかかる時間を削減するための「校務支援システム」が注目されています。「教育の情報化ビジョン」では、「クラウドコンピューティング技術の活用」に触れながら、校務支援システムの普及が謳われています。こうした背景の中、文部科学省や総務省では、校務情報化の推進へ向けて、指導要録・健康診断票等電子化の全国標準仕様を定めるとともに、大規模災害に備えたデータセンターにおける運用,教育改善のために高付加価値化等の施策が検討されています。
本セミナーでは、校務の情報化の施策や標準化の動きや、教育クラウド整備の最新動向に加え、校務の情報化を推進している教育委員会や学校の活用事例についてご紹介いたします。あわせて実践者の方々に校務の情報化の効果や期待についてディスカッションしていただきます。

鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 准教授
藤村 裕一 氏

富士市教育委員会 教育指導室 指導主事
福澤 宏 氏

浦安市教育委員会 教育総務部指導課 指導主事
寺島 泰誉 氏

印西市立内野小学校 教頭
松本 博幸 氏