大学の情報化 T03 6月7日 (木) 10:00〜12:00
大学・教育機関におけるIT資産とソフトウェア管理への取り組み
講演内容:
信州大学のソフトウェア資産管理への取り組み
信州大学では、全学でのソフトウェア資産管理に取り組まれるに際し、全ての先生が利用者であり管理者であるという基本指針に基づき明確な規定を策定。自己責任を自覚できることを狙いとして、各先生専用の管理台帳を整備しました。
先生ご自身が、利用しているソフトウェアとライセンスの管理証明をするという手続きを、いかに簡単に分かりやすく実現できるかという点に注力し運用されています。
また、全学ポータルからシングルサインオンで各先生専用の台帳システムへの連携の実現や、システム管理負担の軽減を狙いとしたASP(SaaS)型での運用、大学の物品管理に対応しライセンス購入情報を会計システムから台帳システムへ連携し登録されるなどの、様々な参考になる取り組みをお話いただきます。

信州大学 総合情報センター センター長・教授
不破 泰 氏

日本大学芸術学部におけるソフトウェア資産管理について
日本大学は2008年より全学でソフトウェア資産管理への取り組みを開始し、今年5年目のサイクルを迎えました。
芸術学部においては、全教職員の使用する全てのPCと学内で利用される様々なソフトウェアを把握し、PC管理台帳やソフトウェア台帳を整備して詳細な管理に取り組んでいます。芸術総合学部という学部の特性上、Windows PCだけでなく,Macintoshの利用比率も非常に高く、管理の難しさや工夫、ナレッジとして積み上げられた運用の実践など、他の大学様の参考になる実践事例をお話いただきます。

日本大学 芸術学部 研究事務課 課長
金 佳亜紀 氏

全ての大学が実践を求められています!ソフトウェア資産管理
学内で利用される膨大なPCとライセンスの管理、適正利用とコスト削減対策など、ソフトウェア資産管理は多くの大学にとって重要な課題となっています。頭を悩ませるこれらリスクへの解決策の一つとして、多くの国公私立大学様や教育機関様でご利用されている実績ある管理ツールをご紹介いたします。

(株)内田洋行