サイエンス O23 6月23日 (土) 10:00〜12:00
新しい理科教育の考え方と独自の授業実践事例(小学校)
講演内容:
新しい理科教育の創造〜問題解決の新たな展開〜
文部科学省では、「理数教育の充実」の基に、平成20年3月に小・中学校の学習指導要領を改訂しました。平成24年度には全国学力・学習状況調査に理科が追加され,調査が実施されました。
こうした理科教育の動向を踏まえ,学習指導要領全面実施2年目を迎える小学校理科の学習指導のポイント,とりわけ,問題解決の展開について論じ,新しい理科教育の創造について考察していきます。
4月に実施された全国学力・学習状況調査の小学校理科の問題についても解説していきます。

国立教育政策研究所 教育課程研究センター 研究開発部 教育課程調査官・学力調査官
(併任)文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官
村山 哲哉 氏

子どもの「感性」を働かせる理科の授業
本校では、一昨年度より「創造性を育成する授業」を研究テーマに業研究を行ってきました。特に、昨年度は子どもの「感性」を働かせることで、創造性を育成するための授業づくりを行いました。
子どもの「感性」を働かせて、子どもの自然の事物・現象についての見方や考え方をより科学的なものへと変容させるための授業について、子どもの具体な姿をもとにお話しします。

大阪教育大学附属天王寺小学校
太田 雄久 氏