小学校外国語 T37 6月4日 (土) 10:00〜11:30
英語と理科のコラボレーション 参加型の授業を目指して
〜英語と教科内容との統合学習 小学校の事例から〜
講演内容:
内容言語統合学習(CLIL(クリル):Content and Language Integrated Learning)は、言語教育と教科教育を統合して母語以外の言語を使って教科を学ぶアプローチです。「英語を外国語として用いる環境」であるヨーロッパでは非常に盛んな取り組みですが、近年日本の私立小学校や高校で実践が始まっています。
CLILでは「使いながら学び、学びながら使う」原則をとり、言語使用に重点がおかれます。その点からも、「使える英語」を目指し、授業改善を模索する日本の教育現場にとって、CLILは非常に意義が深いです。また、画期的で実践に即した理論を備えています。
今回は、CLILの理論をご紹介すると同時に、英語と理科のコラボレーションの小学校における実践報告をワークショップの形でご紹介します。

【構成】
20分 CLILの紹介
50分 ワークショップ
20分 ワークショップのふりかえりとCLILの効果
(※ワークショップは実際に教室で行われている授業を体験していただけるように、主にに英語で運営致します。)

ブリティッシュ・カウンシル アカデミック・ディレクター
シャンタール・ヘンミ 氏