サイエンス T13 9月23日 (木) 10:00〜12:00
先進的な科学教育の取り組み
〜スーパーサイエンスハイスクールの実践事例より〜
講演内容:
YSFHにおけるSSHの取り組みと成果
YFSHは、昨年横浜市鶴見区に開校した単位制理数科の高校です。現在1年生2年生の2学年体制です。開校2年目の本年度よりSSHの指定を受けました。現在SSH指定校は、全国125校になっていますが、校舎と施設を理科専門の仕様で作って全校生にSSHを適用しているのは、全国で初めてです。
開校2年目、SSH指定1年目の現状と成果を、本校の独自教科であるサイエンスリテラシーT,Uを中心にして話したいと考えています。

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 理科主任・SSH担当
溝上 豊 氏

国際社会で活躍する女性科学者の育成 〜SSH研究指定事業〜
未来を担う科学技術系の人材を育てることをねらいとし、理数系教育の充実を図るため、全国で125校(平成22年度)が文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けている。埼玉県立浦和第一女子高校は2004年度よりSSH研究指定の委嘱を受け、2007年度の再指定を経て今年度で事業7年目を迎える。本校は創立110年の伝統を有し、「個性輝き時代を担う女性を育てる、県民に誇れる進学校」を目指す学校像とし、県下有数の進学実績を誇る県立女子高校である。「国際社会」「女性科学者」をキーワードに、女子高校における先進的な理系教育の研究成果について報告する。

埼玉県立浦和第一女子高等学校 教諭
伊藤 晋司 氏

SSH実践事例報告 地方私立進学校の科学教育の取り組み
文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」は、
未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとして、理数科教育の充実をはかる取り組みです。
今回は、「地域に根ざした理数系教育カリキュラムの研究と開発―豊かな自然と優れた工業技術を学校カリキュラムに導入応用した地域密着型科学教育モデルの確立―」をSSHの課題として研究・開発を進めている本校の科学教育の取り組みと、SSH事業の実践から見えてきた地方私立進学校における中等教育の課題について報告します。

清真学園高等学校 理科教諭・SSH担当
網敷 俊志 氏