学校の環境づくり T06 9月22日 (水) 13:00〜15:00
新たな学校環境創りの取り組み
講演内容:
今、求められている、学校のデザイン
学校の役割が地域の身近な公共施設として多様になって来ていると事と、ICTの導入を含めて教育の場としての環境が大きく変わろうとしている事を中心に、最近の学校建築の事例を写真や映像を通して解説します。
子ども達の大切な1日を過ごす空間としてのありかた、教職員の仕事場として見たときの執務環境。地域の教育力を取り入れるための工夫。さらに、エコスクールの取り組みや、木を生かしたぬくもりのある学校の実践など。
小中連携、統廃合や耐震診断の結果が、学校改築の大きな要因になっていますが、改めて子どもたちの成長を見守る空間として何が大切かを考える場になればと思います。

シーラカンスK&H株式会社 代表取締役
東洋大学 教授
工藤 和美 氏

新たな学校環境の創造〜企画・プログラミングから評価・マネジメントまで〜
これまでのような画一的な教育や校舎ではなく独自の教育方針・テーマを持った個性的な学校が登場してきている。これからの時代に相応しい個性的でユニークな学校環境環境を創造していくためには、計画・設計前のしっかりとした企画やプログラミングが必要であり、また竣工後も校舎を実際に有効活用していくための評価やマネジメントも重要である。本講演では、自身の計画事例や国内外の先進的な事例を題材にしながら、新たな学校環境の創造のための手法やプロセスを考えていきたい。

千葉大学大学院 工学研究科 准教授
柳澤 要 氏