教育の情報化 T01 9月22日 (水) 10:00〜12:00
教育の情報化への取り組み
〜自治体における教育の情報化事例〜
講演内容:
三鷹市での教育の情報化〜これまでの取組みと今後の課題〜
現在、三鷹市では全小中学校でコミュニティ・スクールを基盤とした「小中一貫教育」に取り組んでいる。
この取組みのなかで、教員間並びに学校・家庭・地域との間の情報共有が非常に重要であり、さらに校務事務の効率化を図ることも必要であると認識した。これらの課題解決にICTの利活用が有効であると考える。
また、三鷹市では平成8年度に全小中学校でインターネット利用環境を整備、各校のホームページも開設した。これを契機に教育活動でのICT利用に積極的に取組んできた。この間、e!スクール事業など様々な国等の実証実験にも協力し、これらを活用し成果を上げてきた。
このような三鷹市の教育の情報化の取組みの概要とともに、今後の課題等について報告する。

三鷹市教育委員会 教育部 総務課 施設・教育センター担当課長
新藤 豊 氏

平塚市教育委員会学校教育部 教育研究所 指導主事
武井 博久 氏

取手市における教育の情報化への取組〜校務支援システムを導入してからの半年間を振り返って〜
取手市では,普通教室でデジタルコンテンツを活用するための環境整備を推進してきたことなどにより,わかる授業の実現を目指す上でのICT活用が日常化している。しかし,校務におけるICT活用については,教職員が私物PCを利用することも多く,情報セキュリティー確保等の課題が山積していた。
こうした状況の中,昨年度12月に教職員個別PCやグループウェアの整備等,校務支援システムを導入し市内全小中学校での運用を開始した。本セミナーでは,校務支援システムを導入するまでの経緯,導入後の効果や課題など,取手市における事例を紹介する。

取手市教育委員会 指導課 指導主事
石塚 康英 氏